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公開 : 2022/03/08 : 2022/05/08

見た目のインパクト大! SHARK Race R Pro GP FIM レーシングヘルメットレビュー

大きく張り出したリアスポイラーと、チーク部分のデカロゴ。
数少ないカーボンヘルメットの中でも、なかなかに存在感がある「SHARK RACE-R PRO GP FIM」
SHARKブランドは、すれ違うライダーを見ていてもほとんど見かけないほどマイナーかもしれません。
しかし、このモデルの知名度はそこそこあるのではないでしょうか?

評判も良く、私の求めていた機能性が詰め込まれていると思わしきこのモデル。
今回、迷った挙句に手に入れましたので、デザインの紹介から使い心地、サイズ感、購入場所など、
多方面からレビューをしていきたいと思います。

SHARK RACE-R PRO GP FIM ヘルメットとは?

SHARK(シャーク)は創業30周年を迎えたフランスのヘルメットメーカー。
日本ではあまり知名度がありませんが、世界77カ国で販売される歴史ある世界的なメーカーです。

RACE-R PRO GP FIMは、このブランドのフラッグシップモデルである本格的なレーシングヘルメット。
元となる「Race-R Pro」の上位モデルにあたります。
MotoGPでも使用されており、ホルヘ・ロレンソ選手や、ヨハン・ザルコ選手が使っていたことは有名ですよね。
ベーシックなノングラフィックのカーボンカラーがベースとしてあり、
その他にも30周年モデルが3カラー、ロレンソ選手などのレプリカモデルが複数あります。

FIM規格とは?
ヘルメットの安全基準の統一を図るべく制定された「FIM規格」。
名前にも入っているように、2019年からの新規格であるFIM規格を取得しています。
なんでも、この規格を初めて取得したヘルメットなんだって。
承認されたヘルメットには「FIMホモロゲーション」と呼ばれるホログラムフィルムが貼られます。

新規格だし安全性はすごく高そうですね。
とはいえ、これまでのJIS規格やECE規格が脆かったということでも無さそうで、
SHOEIのX14やAraiのRX-7Xなど、従来のモデルでも新規格の承認が取れているものも。

このヘルメットを選んだ理由

「SHOEIのX14は重たいし、X-liteのX-803はスピーカーつかず風切り音も気になる。AGVのAX-9はブレるしなぁ…」
デザインがカッコよくて、機能性も重視したい。そんなワガママボーイの願いが叶うかもしれない…
そんな期待を込めてたどり着いたのがSHARKの「Race R Pro GP FIM」でした。

  • ・軽量
  • ・空力が良さそう
  • ・スピーカーホールがある

自分はロングツーリングで使うことが多いためこれらの点は全てクリアしたいと考えていました。

空力が良いと風の影響が少なく、高速でも頭がブレず楽。
首の負担を考えると重量は1400gくらいに抑えたい。
そうするとやっぱりレーシングヘルメットかなと。

でもレーシングヘルメットはレース使いを前提にしているためスピーカーホールがないモデルも多いんです。
ツーリングメインなので音楽用にインカムは絶対に取り付けたく。
スペック上、これらをクリアしてくれていたのがコイツだったわけです。

ま、実はそんなに軽量ではなかったのですが…
ホームページには1350g+100gとあり、重くても1400gちょいかーなんて思ってたら、Lサイズは1550gでした(汗)
これヘッズが大きい方は注意。マイナーヘルメットは情報少ないのよね…

外観とデザイン

大きく後ろに張り出したリアスポイラーが特徴的ですね。
表面に浮き出ているカーボン柄は、写真で見るより綺麗でかっこいいです。
よく見るとグラデーションになっていて濃淡があるのもいい感じ。

シールドを留めるレッドアルマイトな金具もアクセントが効いています。
やっぱり海外モデルはデザイン性が高いですね。

内装もなかなかの作り。
スパイダーマンチックな黒と赤の素材に白ステッチ入りで、SHARKの青タグが至る所に添えられています。

顎紐にある2つのDリングもレッドアルマイト!個人的にお気に入りポイントです。

ただ、ベンチレーションに使われているプラパーツは少しチープな印象。
またゴールドミラーシールドを追加で購入しましたが、末端が少し禿げていたりと、
プラパーツのクオリティは高いとはいえないかも。
見た目の高級感で比べると、少し劣って見えるかなぁ。

海外モデルは機能性よりデザイン性?
海外モデルのデザイン性が高いのは、海外の選手が機能性よりも見た目を重視する傾向が強いという説があります。
バイクの話では無いのですが、例えばMLBの投手であるマイケル・ローレンゼン選手は、スニーカーをカスタムしたもので登板したことで話題になったことも。
明らかにスパイクよりも機能性が劣るのにカスタムスニーカーで登板したのは、色々な思惑はあるとは思いますが、かっこいいアイテムを使ってプレーしたいという思いが強いとも。
また、これについては賛否はあるものの「クールだ」と言う人も少なくありません。日本ではあまり考えられませんよね。
この辺りの価値観の違いが、ヘルメットデザインにも現れてるような気がします。

機能性について紹介

ベンチレーション

ベンチレーションは全部で4箇所。
顎の部分は2段階に調整可能です。

  • ①頭頂部 2箇所
  • ②前頭部 1箇所
  • ③顎 1箇所

シールド

シールド交換は工具無しでできるようになっています。

取り外しは簡単。
シールド左右についている黒いピンを手前に引くことで、ピンが飛び出して解除されます。

取り付けはちょっと面倒かも。
この角度を調整する際に、本体側にある丸いマークとシールドのマークを合わせるやり方を指示されますが、
ミラーシールドだと見えないため勘で探り当てるしかありません。

決まった角度で本体にシールドを挿入してから、黒いピンを差し込むような感じで固定します。

これも慣れかなぁ。
工具が必要なモデルよりかは簡単ですが、もう少し楽だと良かったかなという感じ。

シールドの角度調整は無段階タイプ。
この動き具合は、付属している六角で黒いピンを締め付けて調整できるようになっています。
操作感が気持ちいいし、便利でいい感じです。

シールド固定もわかりやすくて良いです。
左側についているつまみを下にグッと押し込むとぱちっと止まってくれます。
リリースも簡単でした。

インカムの取り付け

インカム取り付けの相性はかなり良さそうです。

まずスピーカーホールはバッチリ機能。

自分はMIDLANDのBT-X2 PRO Sを使用しており、
なかなかモッコリ感あるスピーカーなのですがスッポリ収まってくれました。
同じカーボンレーシングヘルメットのX-803にはこれが無くて、スピーカーが出っ張って頭が痛くなり困ってたんですよね。

さらに、マイクの取り付けもいい感じ。

口元の部分にスペースが多く作られています。
例えばX14ではマイクが口に触れてしまう感じで少し不快感ありましたが、
ほとんど触れることはありません。

メガネ用のスペースあり

メガネをかけてることも想定されています。
レーシングヘルメットにしては機能性についてかなり考えられますよね。

たっぷりついてくる付属品

このヘルメットは付属品がかなり多いです。
中でも注目すべきはこんな感じ。

  • ・専用持ち運び用ヘルメットバッグ
  • ・脱着式チンカーテン
  • ・アンチフォグマスク
  • ・ゴム製ブレスマスク
  • ・クリアバイザー
  • ・ダークスモークバイザー

クリアに加えてスモークのバイザーがついてくるのは嬉しいですね。
また、専用のヘルメットバッグまで。
サーキット使いがかなり意識されたものとなっています。
ただ曇り止め用のピンロックレンズはついていないので、
気になる方は別途用意する必要があります。

サイズ感と被り心地

私の頭部の外周は約59cm。SHOEIでいうとLサイズでジャストという感じ。
今回のSHARKもサイズチャートを見て「Lサイズ」をチョイス。
外側のシェルサイズは2サイズで「XS〜M」「L〜XL」で別れるそうです。

かぶってみた感じもLサイズでジャスト。
海外製にありがちな細い感じはあまりせず、サイズチャートの数字で素直に選んで良さそうなモデルだと思いました。

被り心地はやはりタイト。レーシングヘルメットだけあってチークパットの締め付けが強いです。
素材は少しザラつきがあり、人によっては少し不快感があるかもしれません。
たぶん汗をかいた時を想定して速乾性を高めている感じかも?なんだか乾いた感じの素材感です。

そのほかに関しては、不快な締め付け感や変に当たる感じも無し。
また、スピーカーホールの恩恵で、厚めのスピーカーを取り付けても全然気になりませんでした。
総合すると被り心地は悪くないと思います。
これは期待できるぜ…

ロングツーリングで使ってみた感想

200kmほどの伊豆ツーリングに出かけてきました。
下道、高速、ワインディングロードと様々な道を走ってきました。
たまたま風も強い日だったので、いろいろな検証ができました。

やっぱりフィット感が強いためか、強風でも、高速でも、視界はまったくブレません。
また、視界も広くてストレス無し。
空力もかなり良さそう。

前にかがんでみたり、左右を見てみたり、
曲がりながら頭を下に沈めてみたり、
無駄にポジションをいろいろ変えてみましたが、かなり動ける(笑)。
風はかなり強かったようですが、ほぼ感じず。
視界確保の安心感はかなり大きいです。

走行中でもベンチレーションの操作がしやすくていい感じ。
レーシンググローブをつけて走ってましたが、
4箇所あるどの部分の操作もしやすいです。
追加のチンカーテンは使用しませんでしたが、風の吹き返しはほとんどありませんでした。

一番の驚きは静音性かも。
海外ヘルメットは機密性が低いイメージがあって、
「風切り音うるさいんだろうなぁ」なんて思ってましたが、かなり静か!
高速走行時でも音楽はストレスなく聞こえます。
X14も静かですが、ほぼ同レベルと言っても良いかも。
エンジン音すら小さく感じました。

ミラーシールドは他社のに比べても暗め。
晴天でもトンネルに入ると怖いレベル(汗)。
まだ真っ暗になっていない日の暮れはじめでもほとんど見えません。
ロンツーなら変えのクリアシールドは持参した方が良さそうですね。

気になっていた重量については、やっぱり少し重いかも。
1600gを超えるX14ほどではないですが、ツーリング後の首の疲れは多少残りました。

総合するとどうなんだろ?
もう少し使ってみないとなんともいえませんが、
重さ以外はかなり満足度高しです。

費用は高額?それに見合うのか?

購入はFC-Motoから。
レーシングヘルメットのフラッグシップモデルとはいえ、
国内販売価格は13万円ほどと、
SHOEIのX14やAraiのRX-7Xが6万円前後なことを考えると、
なかなか高価なヘルメットですよね。

海外ブランドと比べると、
X-liteのX-803が8〜10万前後、AGVのPista GP RRが20万前後なので、その間ですね。

ただこれは国内価格に関してのもの。
このモデル、評判は良いもののあまり人気がないのか、
海外通販では安くて、在庫も結構ありそうです。
自分は諸々合わせても9万弱で手に入れることができました。

購入費用の内訳

  • 本体 87,561円
  • ピンロック 3,354円
  • 送料 2,983円
  • 割引 -9,091円
  • 関税 5,000円

合計:89,807円

ダークシールドもついてくることを考えると、
国内ブランドと比べても少し高いくらいな印象でゲットできそうですね。
個人的にはこの価格帯なら全然ありという感じです。

やっぱりレーシングヘルメットは良い!

写真よりも実物の方がいい感じ。
見た目は予想以上だったけど、ちょっと重かったのは残念…
それでもX14の上位互換的な立ち位置なモデルだと思うし、このレーシングヘルメットを選んで良かったですね。
スピーカー入れても痛くないし、空力もよし。
これから使い込んでいくのが楽しみです^^

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