どうかていBLOG-2

フロントブレーキマスターの交換作業-ブレンボRCS19

記事公開日: 2018/09/23 最終更新日: 2018/10/16

フロントブレーキマスターの交換作業-ブレンボRCS19

クラッチフルードが漏れたことが発端で、RCS16を装着したのはいいものの、左右でがちゃがちゃになってしまったので、やっぱり買ってしまったブレーキ側のマスター。

ブレーキ側のマスターはRCS19。
末尾の数字、16とか19とはピストンの直径を表しているみたいですね。

今回、フロントブレーキのマスター交換なので、安全性において結構重要なパーツの作業になります。
まあまあビビりながらの作業でしたが、クラッチ側を経験していたこともあり、割とスムーズに行えました^^
クラッチマスターの交換はこちら。

また、ブレーキ側はストファイの場合、スイッチが純正のをそのまま使用できます。
なのでスイッチがいらない分、クラッチ側に比べると用意するものは少なめでした。
DUCATIは構造が似ているものが多いので、たぶん他のモデルでも流用できる方法なのかも?

ただ、まさかのスロットルワイヤー干渉問題が発生したので、私になりにもがいた記録も綴っていきたいと思います;;

Brembo RCS19 の取付に必要なもの

ブレーキマスター本体 Brembo RCS19 型番:110.A263.10
ブレーキフルード ブレンボ LCF 600 Plus ※DOT4規格クリアとのこと
ホース ブレンボ B-001 オイルタンクホース ※ラフアンドロードオリジナルっぽい?
ステー POSH ビレットマスタータンクステー ブラック 60mm 型番:500183-06
フルードタンク ブレンボ S15Bタイプ 型番:10.4446.53
ホースクリップ デイトナ ワイドホースクリップ2個セット 品番:91244
ステンレスボルト 6M×35mm ※ステー共締め用、厚みあるワッシャーを使用しない場合は30mmでok。
ブラックボルトとナット ボルトは6M×35mm→30mmでよかったかも。。ナットはこちら。タンク止める用
ゴムリング キタコ(KITACO) ラバーカラー φ6 φ13x5mm 汎用 EPDM 商品コード:0900-094-09813
厚みあるアルマイトワッシャー POSH アルミユニバーサルカラー ブラック (内径6mmX外径12.6mmX厚さ5mm) 2個入り No.100506-06 ※必須では無い

工具類

  • 内径4mmのホースとペットボトル(2セットあると便利)
  • ガムテープ(フルード処理用)
  • 注射器+ホース(なくてもok。あると便利)
  • タオルなどのウエス
  • スタンダードラチェットレンチ
  • 8mmレンチorスパナ(レリーズのブリーダー用)
  • 11mmレンチorスパナ(マスターのブリーダー用)
  • 12mmソケット(バンジョーボルト用)
  • 5mm六角(純正マスター取り付けボルト用)
  • マイナスドライバー

ブレーキマスター交換手順

基本的にはクラッチマスターを変更した方法と同じ。
下準備など詳しくはクラッチマスターの交換の記事をみてみてください。

フルード入れる用のペットボトルは2本あるとスムーズです。
あとは注射器もあると便利。

フルードを抜いてブレーキマスターを取り外す

タンクを水平にしたいためメンテナンススタンドで立てないと厳しいかもです。
まずはフルードを抜きます。
ブリーダーボルトにホースを指して抜く準備はOK。

まずはタンクの蓋を開けてウエスなどにフルードを染み込ませて除去します。
フルードの染み込んだウエスはビニール袋にいれて慎重に処理。垂らさないよう注意です。

タンクのフルードをほとんど除去したら、あとはホース内とキャリパー内のフルードを抜きます。
ブリーダーボルトを緩めてから、ブレーキレバーをシュコシュコ握ると簡単に出てきます。
タンクのフルードを除去したあとなのですぐに終わります。

全てのフルードが抜けたらバンジョーボルトを取り外し、ホースとマスターを分離させます。

バンジョーを取り外したマスター側から、フルードの残りが垂れないよう、ウエスを当てておくといいかも。

あとはスイッチを外せばマスターがフリーになりますが、スイッチが下側についているため、先にハンドルバーから外した方がやりやすいと思います。
手前にある2本の六角ボルトを外します。

まだスイッチがついているため、慎重に取り外します。
マスターを裏返してスイッチの位置を確認。

このスイッチ、ボルトで止まっているのかなんなのか、全然情報がなかったのですが、
単純にプラの突起だけで留まっていることが判明。
マイナスドライバーで、慎重に外します。
ドライバーを軽く奥に押し付けて、捻る感じで力をかけると外れやすいかも。

プラの突起が少し外れたところ。
こんな感じで留まってます。

無事外れました^^
これでマスターがフリーになったのであとは取り外すのみ。

外しましたー。
ハンドルバーの汚れが気になる。。。拭いておきました。。。

RCSマスターの取り付け、フルード入れ

仮組みしておいたRCSマスターを取り付けます。
仮組みの方法について詳しくはクラッチ側の記事で。

RCS19についていたバンジョーボルトはダブルのタイプだったのですが、ストファイ純正はシングルタイプ。
ワッシャーだけ新品にして、ボルトはそのまま使いました。

まずはバンジョーから取り付け。本締めまで行います。
トルク管理してないのですが、ショートでもロングでもないスタンダードラチェットレンチを使用して締めました。
外した時に感じた締まりの感覚で締めています。締めすぎ注意です。

次にスイッチの取り付け。非常に簡単です。
同じサイズの穴が空いているのでそのままスポッとハマります。

あとは仮組みしていたタンクの位置だとかを、左右同じようにあわせて各ボルトを本締めします。
ブレーキ側のフルードタンクは、ブレーキ用の大きいものと迷ったのですが、結局クラッチと同じ小さめのもので揃えました。
なので左右揃えないとちょっと見た目が悪い感じになってまうんですね^^;

マスターの位置が決まったら、あとはフルードを入れるのみ!
こんな感じで、マスター側とキャリパー側、両方にホースを差して準備しておくと便利でした^^
ちなみにブレーキホースが長い方から交換した方がいいそうなので、左側からやります。
この時、キャリパー側のブリーダーボルトは緩めておきました。

タンクにたっぷりフルードを入れたら、、、

ブレーキレバーをシュコシュコ握る!
この時初めて気付くんですが、レバーがスロットルワイヤーに干渉していて最後まで握れません(汗)

クラッチ側と一緒で、やっぱりうまく入らなかったので、注射器を使って、キャリパー側から吸い込みします。
今回も結局、うまくいく手順は確立できなかったのですが、
注射器で吸い込みながらレバーをシュコシュコしたり、
キャリパー側のブリーダーを締めて、マスター側のブリーダーを緩めてから、またシュコシュコしたりと
どちらからも攻めていく事でうまく入るようになりました(笑)

左側が終わったら、右側も同じ手順で入れていきます。
ただ、右側はフルードを抜くときはノータッチだったので、ブレーキホースとキャリパーにまだ古いのが残っていたためか、左よりもスムーズに終わりました。
古いフルードを抜ききれるよう、余分にフルードを通しました。

最後に、各4箇所のブリーダーボルトに残ったわずかなフルードをティッシュで拭き取ります。
これにて交換作業は完了!

握りしろの短さはしばらく様子見が必要かも。。。

先ほど少し触れましたが、
ストファイのだけなのかどうかわからないのですが、スロットルワイヤー一式が前方に結構出っ張っているんですね。
そのためブレーキレバーが最後まで握れないという。。。
幸い、フルブレーキでの握りの距離は2-3cmくらいで済むので、ギリギリ当たらないくらいで納まりはしました。
ワイヤーまでの距離は5mm〜10mmくらいかな。。。
レバーの握り幅の設定も最大限広いから、少しだけ手前に戻した設定なので、こちらの余裕もあまり無し。
マスターの角度をこれ以上上げると、それはそれで握りづらいし、どうしたもんかなぁ。

スロットルを分解してみた

じゃあ、スロットル一式を回転させてちょっと下向きにすればいいんじゃね??
と思って分解してみたけど、滑り防止のためか、ハンドルバーに穴があいててそこに突起が入るようになっているんですね。
これ、もちろん意味があってわざわざ開けているんだろうし、突起を削って、下向きにする勇気は出ず。。。。
ちなみにストファイ仲間のワイヤーはもっと下を向いてたんだけど、ハンドルも変わってたのでその恩恵なんだなと判明。

こうなったら、ハンドルバーごと回転させて、マスター部分だけ戻したるわ!
と思ってやってみたんですが、
今度はクラッチ側のレバーがハイビームボタンと干渉したり、見た目もなんかかっちょ悪い感じに。。。。TT
ということでヤメ。

結局、マスターを外側にずらして対処

最終的には苦肉の策として外側にずらすことで対処。
これもスタートスイッチのユニットと、あんまりスペースがないから、ほんの1mmくらいずらすのみだったけど、
レバーの一番干渉している部分からは少し離れたので、まー良しとしようか。。。。。

タッチも効きもよくなったので満足なのですが、この部分は注意して乗らないと。。。
こういうとき、ライドバイワイヤーはいいよなぁ〜って思ったTT

追記:干渉しにくい社外レバーが販売されていた

ストファイ以外でも、RCSレバーとワイヤーが干渉してしまう事例は珍しいことではないらしく、
KOHKENとプロトから、干渉しにくいレバーが販売されていました。

KOHKENについては、レバー以外にもRCSに関わる細かいパーツを展開してくれていてありがたいですね。。。
プロトは、ブレンボの販売代理店として知ってましたが、パーツも展開していたとは。。。
どちらのメーカーもレバーは左右兼用のようです。

KOHKENのエアロレバー

出典:KOHKEN

エアロレバーというらしいですが、ショート、ミドル、スタンダードの3種類展開になっています。
ちょっと画像がちっちゃいのしかなくて見辛いですが^^;
こんな感じでレバーの曲げ具合を緩やかにして、スロットルワイヤーや操作系スイッチなどを避けやすい形状になっています。
お値段は7,000円前後と、ちょっとお高めですが、どうしても干渉しちゃう場合はリプレイスもありですよね。

プロトのレバー

出典:プロト

レバーの比較がわかりやすい^^
こちらのお値段は4,000円前後。デザイン的にもブレンボに近い感じなので、自分だったらこっちかなぁ。。

よかった!と思ったらシェアしてね

4 件のコメント “フロントブレーキマスターの交換作業-ブレンボRCS19”

  1. まぐ より:

    ちょうどスロットルワイヤーの取り回しで悩んでいたのでタイムリーな記事でした!
    いつも情報が多くて助かっております~。

    • パタロウ パタロウ より:

      こんばんわ!
      マニアックな情報だと思ってましたがお役に立ててよかったです^^

  2. 風のささやき より:

    こんにちは。細かい作業で、参考になります。
    自動車とか、機械とか、いろいろと 奥が深いです。変なコメントで失礼しました。これからも楽しみにしています。

    • パタロウ パタロウ より:

      こんばんわ^^
      細かいことばっかやってるブログですよねw
      コメントありがとうございます。

コメントを残す

※コメントは承認がおりてから掲載されます。